やってみよう!Pose Space Deformation(PSD)

MayaのPose Editorを使ってのPose Space Deformationについて解説してみました。

Pose Space Deformationは何か?をざっくり説明すると、
ある特定のポーズになった時にある特定のモーフターゲットに変形させるような機能です。

管理人がYouTubeで解説!

Pose Space Deformationの実例

God of Warのキャラクターリグの講演ですね。こちらの51分35秒辺りにPSDの解説があります。
ここでは作ったモーフィングターゲットや補助骨を何で動かすか?という話がメインかもしれません。

何で動かすか?というのはRBF(Radial Basis Function)と呼ばれるものや、ピタゴラスの定理といったもので
モーフィングや補助骨を動かしている…ということです。

私のYouTube解説の中でも話しましたが、Mayaに入っているPose Interporatorノードだと直感的ではないし違和感があります。
本格的なPSDをするのであれば、RBFや他の機能で代替することを検討するのも良いでしょう。

PSDのドライバーとしてはryusas氏のRotation Driverがオススメですよ。

まとめ

YouTube解説でも話しましたが、
UE5の古代の谷のキャラクターにはPSDのモーフターゲットが94個程度入っていました

AAAタイトルというか、ハイエンドタイトルにおいてPSDは必須になっていくでしょう。
キャラクターを作る場合は、スキンウェイト+PSDのワークフローに慣れておいた方が良さそうですね。

それでは!

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