Unreal Engine 5の機能紹介です。
Custom Depth Stencil Write Mask の力を最大限に引き出し、
ゲームビジュアルを次のレベルへと進化させたいですか?
この記事では、このパワフルな機能を理解し、
様々な表現に応用するためのテクニックを解説します。
高度なエフェクトの実現、そして表現の幅の拡大など、
Custom Depth Stencil Write Mask がもたらすメリットを紹介します。
ゲーム開発者、特にテクニカルアーティスト必見の動画です。
今すぐ視聴して、あなたのゲームビジュアルを新たな次元へと引き上げましょう!
管理人がYouTubeで解説!
Custom Depth Stencil Write Maskのメリット
ピクセル単位でステンシルバッファへの書き込みを制御できる点にあります。
これにより、複数のポストプロセスを柔軟に使い分けたり、複雑なエフェクトを実現できます。
- アクター同士の重なりで表現を切り替える
アクターごとに異なるWrite Maskを書き込むことで
アクター同士が重なった部分に新たなポストプロセス設定することが可能となります。 - 複雑なエフェクトの実現
加法混色やオブジェクトの強調など、高度なエフェクトを効率的に実装できます。
ステンシルバリューの取得でBitMaskを使う意味
ifで取得するチュートリアルが多いのです。
Bitmaskとifステートメントのどちらが処理が軽いかは状況によって異なります。
BitMaskの利点
- 並列処理の効率性
GPUは多数のコアで並列処理を行うため、ビット演算は効率的に実行できます。 - メモリアクセスの削減
ビットマスクはコンパクトなデータ構造であるため、メモリアクセスを削減し、処理速度を向上させる可能性があります。
ifステートメントの利点
- 分岐予測の効率性
GPUの分岐予測はCPUほど高度ではないため、
予測が失敗するとパフォーマンスが低下する可能性があります。
しかし、予測が成功すれば、ifステートメントでも効率的に処理できます。 - コードの可読性
ifステートメントは、コードの意図を理解しやすく、
デバッグやメンテナンスが容易になる場合があります。
小難しい話ですがビット演算の動画も以下でしております。
おまけ:モザイク表現
まとめ
重なったところに新しい表現ができるのが面白いですね。
ゲーム的な観点でも使える機能かもしれません。
例えば、双眼鏡で覗いたところは別の表現にしたり、光学迷彩とか。
ゲームの面白さにも繋げられる機能だと思うので是非試してみてくださいね!
おすすめ書籍
自身はビットシフトは以下の書籍で学びました。
今、具体的な使い方を教えるところは少ない気もしています。
基本情報技術者等で習いますが、それをゲームでどう使うか?と落とし込むことはありません。
具体的にどう使われているのかが書かれているのが非常にわかりやすかったです。
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